家庭料理をご提供する
コミュニティ型飲食店ー侑歩

投稿日:2019年3月8日

食べ物は、商品?

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こんばんは!

3月3日いつも座禅会でお世話になっている東三国にある白敬寺さんで2ヶ月に1度開催される【ジケイジカフェ】に参加してきました!

こちらのお寺は本当に檀家さんが勉強熱心で、【社会参加する寺院をめざして!集う、安らぎ、学び、自覚する】をモットーにされていて、NPO法人のAMネットさんとタイアップされ、NGO白敬寺さんとしても活動されています。

皆さんは、NGOという言葉をご存知ですか?私は正直知りませんでした。

NPOとNGOって

  • NPOは「非営利組織」と訳され、様々な社会貢献活動を行い、収益を構成員に分配しない組織
  • NGOは「非政府組織」と訳され、一般的には国境を越えて活動する団体を表す
  • NPOとNGOは対立する概念ではないため、明確な違いは存在しない。「非営利組織」であるNPOは「営利組織」と対立する。「非政府組織」であるNGOは「政府組織」と対立する。
  • NPOとNGOのザックリした違いは、国内の課題に取り組むのがNPO、国際的な課題(地球課題)に取り組むのがNGO
  • 海外支援の現場ではNGOを名乗り、NPOを使うことはほとんどない

ということのようです。

で、白敬寺さんでは、仏教に【四諦】という思想があり、人は四苦八苦と呼ばれる様々な苦があり、そこから自由になることが、真理。その道筋には、【八正道】があります。

正見 正しく見解を持つ

正思惟 正しい考えを持つ

正語 正しい言葉を使う

正業 正しい行為をする

正命 正しく生活する

正精進 正しく努力や修養をする

正念 正しく記憶

正定 正しく精神を統一する

この八正道を実践すべく、少しでもみんなで身近な物事を正しく捉えて行きたい!と活動されています。今回にテーマが

【食べものをめぐる歴史とこれから〜タネと大豆と戦争と】

本当に今回興味深いお話を聞かせて頂きました。今回、AMネットさんの代表理事で農家の松本氏と今期から理事に就任される平賀氏のお話。

松本氏のお話は、【種子法撤廃】のお話。こちらも農家さんの観点からお話くださり、とても興味深いお話でした。

種子法の大きな柱として、これまでは国民の主食である穀物の種子を国で管理して単一銘柄で混種しないように義務化していたことがされないということ。そのことで、今までの品種の増殖費などに莫大な歳月と労力がかかっていたコストを税金で賄っていた費用がなくなるということは、生産規模の小さな銘柄は集約されいずれ経済力のある大企業や多国籍企業の種子を調達していくという懸念。

今でも、種子ビジネスは、【F1】という品種が多く一世代限りしか作物が出来ない品種で、毎年農家は企業から種を買っているという現状に拍車をかけると懸念。

全ての野菜がそうとは限らずとも栄養価や色々な面で人体に及ぼす影響もなきにしもあらずといったところでしょうか。

そして、もう一人の平賀氏は、経済的な視点からの食のお話。こちらも興味深いお話でした。平賀氏は、海外での金融機関での経験から、【食が商品化されている】と警鐘を鳴らされる。世界では、飢餓に苦しむ人口がいる一方で、肥満問題に悩む人もまた多い。しかも貧しい人ほど肥満に苦しんでいる現状があると。

世界の食べ物を巡るシステムがグローバル化することで、世界の穀物の9割が、少数派の大規模な企業に牛耳られている。でも世界の7割が小規模な農家で、世界の飢餓人口の半分は、小規模農家であり土地を持たない農村で、その他が都市部の貧困そう。その一方で世界の食品のはんぶんは、流通過程で無駄になっていると警鐘を鳴らす。

日本もその例外ではなく、手軽で簡単なジャンクフードやおやつで食卓を彩りつつあり、その一方で世界中では食の権利を巡る動きもある。食の正義や食料主義とも言われる、素性のわかる食材を使い、どのように育てられ、どのように料理されているかを自分で考えて行動する時代になったと思います。安価であるという理由から選ぶことが悪いとも言えず、高価という理由からいいとも限らない。

こういう世界の動向を踏まえて今の現状を教えて頂くと本当に興味深いですし、改めて食に関わるものとしてとても 身に迫るというか、私は医者でもないですから、あくまでも主観の域を超えませんが、やはりジャンクフードやおやつばかり食べていると本来の味といんでしょうか、和食を美味しく感じなくなるとか。もともと日本人の旨味を感じることって、海外の方にはない感覚。それは私的には味蕾が研ぎ澄まされている民族だと思うんです。それが世界の資本主義というか動向の大きな流れの渦に巻き込まれたというんでしょうか、とても残念に思います。そしてこれも主観の域を超えませんが、経済的に貧困している人の多くは、低価格で満足度が高いものを好むように思います。でもそれって結局健康的な面から見ると本末転倒に思います。でも多くの人が、【良いものなのかもしれないけど、高い!】とおっしゃいます。

私の知り合いにも、妊娠中についつい身体が辛く、手軽に食べられるものばかりを食べて乳腺炎にかかり、母乳が出にくくなったり詰まったりしたと聞きます。そして生まれて来た子供もやはりアトピー性皮膚炎がひどくとても後悔していたようです。

昨今では、流通している食材が体に合わないのか、いろいろな見解から食べない少食主義の方もいらっしゃるようですが、

私も最近は、自分の作るもの以外はあまり口にしたいとは思いません。知り合いの人のお店とかは別ですけどね。

食は、未来の身体を創る

そんなことを少しでも気遣って、食に対する意識や考え方があるとは思いますが、是非安価だからという理由だけで自分の健康を害するものを食べないで欲しいと思います。

是非みなさんも、少しご自身の食卓に並べたものの意味、考えてみてはいかがですか?

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